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製品紹介

重要な局所排気装置の3要素
@フード設計
 局所排気装置のフード設計は、発生する有害物質の性質、作業の形態、作業場のレイアウトなどを考慮して行う必要があります。有害物を捕捉することだけを重視して設計され、作業しづらくなってしまうようなフードでは価値がありません。また、有害物を捕捉しやすいからといって単にフードを大きく設計しても、いたずらに排風量を増やしてしまい経済的ではありません。周囲の温度差や外乱気流、障害物など、気流を乱す要因を無視して設計されたフードは、図面上ではよくても現実ではまったく効果がないという事があります。
  空気の流れをシミュレーションした効率的な設計。作業性を重視し、生産効率を低下させない設計。まざまな作業場における
多くの実績を活かし満足していただけるフード設計をいたします。

A制御風速
 発生源から作業者に向かってくる有害物質を、作業者の手前で捕らえてフードの方に押し戻すのに必要な気流の速度を制御風速と呼びます。局所排気装置を有効なものにするためには、有機則、粉じん則など法的にも定められている制御風速を満足していなければなりません。制御風速を定める場合、有害物質の飛散速度や周囲の乱れ気流の速度などを考慮する必要があります。単に空気を吸い込めばよいというわけではありません。制御風速の大きさは理論的な計算だけで求められるものではなく、多分に経験的なものも必要なのです。
制御風速は環境を改善する重要な条件です。

B搬送速度
 フードより吸引された有害物質を搬送するダクトの設計も重要です。動力費を節約するにはダクトを太くして流速を小さくした方が得ですが、有害物質がダクト内の曲り角などに溜まって詰まりを起こさないためには、ダクトを細くして流速を大きくしなければなりません。また、太いダクトは場所をとり施工費も高くつきますが、あまりに大きい流速は、ダクトの寿命を短くします。
  このように、ダクトの太さだけでもさまざまな要素を考慮して決定しなければならないのです。ダクト内に有害物質を
堆積させないために必要な風速を搬送速度と呼びます。搬送速度を決める場合に考慮しなければならない条件が数多くあります。

ポイント
 局所排気装置の性能は法令で定められています。
 
上記の3つの要素(@フード設計、A制御風速、B搬送速度)が完全に満たされて、はじめて環境改善効果が得られる局所排気装置となります。
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